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2008年7月1日
“ミドルマネジャーのための誌上メンタリングーその6”
マネジャー自身のメンタルケアを考える:“セルフメンタリングとは”
< 岡目八目マネジャー!>

ミドルマネジャーは、上からのプレッシャーを受け、下からの様々な期待を受ける訳ですから、とてもストレスの高い状態にあります。更に、人間というのは、他人の事はよく分かるのですが、自分の事となるとあまり見えなくなって客観性を見失うものです。
しかし、常に明るく前向きに振舞っていなければ、部下は、この人に相談しよう・・・とか、この人に聞いてみようとは思わないものなのです。そこで、マネジャーは、常に自分の状態を把握し、自分自身のメンタルケアに心掛ける必要があります。今回は、簡単にできる自分自身のメンタルケア“セルフメンタリング”の一部をご紹介します。

< 自分自身のニーズを知る!>

私達は、上司部下に関わらず、仕事を進めていくプロセスにおいて、その状況におけるニーズ(要求)が変化していきます。そして、その変化にはある程度の法則がありそうなのです。業務の進み方とニーズの変化を段階的に整理してみましょう。(図参照)

●第一段階(G1)
仕事の取り組みはじめで、未知の部分が多く好奇心が強い状態です。この段階では、取り組みへの意欲は高く、様々な情報や知識に対して素直に耳を傾けます。つまり、“教えて!”、“やって見せて!”というニーズが中心です。

●第二段階(G2)
ほとんどの仕事は、壁にぶち当たるものです。好奇心は薄れ、落胆の気持ちが多くなった状態と言えます。この段階では、業務への取り組みに対する意欲は下がり、元気をなくしてしまいます。ここでは、“助けて!”、“話を聞いて!”というのがニーズの中心です。

●第三段階(G3)
第二段階の壁を乗り越え、何とか解決方法を見出し、業務を推進できるようになった段階です。しかし、少し自信に欠けるところがあります。ここでは、“励まして!”、“見守って!”というのがニーズの中心です。

●第四段階(G4)
第一から第三の段階までの経験を活かし、更に、安定した業務への取り組みができる段階です。意欲も高く、知識やスキルも十分ある状態です。ここでは、“任せて!”、“もっと高い目標を・・・!”というのがニーズの中心です。
 マネジャーは、ある業務や事柄に取り組む際に、常に自分が今どの段階に位置しているのかを判断できなければなりません。そうすることによって、自分に必要な内容が何かということが明確になるからです。
< リソースとのマッチングがキー >

多くの場合、マネジャーにとってのストレスの原因は、今、自分が必要としているものと接するリソース(人、情報、物など)がマッチしていないからです。
 例えば、第四段階に居るマネジャーが、いつも自分のやり方を押し付けがちな役員のところに相談に行ったとします。マネジャーのニーズは、“任せて!”なのに、任せてもらえるどころか、細かい指示を与えられ、意欲や自信を失い、第三段階へ逆戻りしてしまいます。
 反対に、自分にとって経験の無い新しい内容の仕事に取り組もうとしている第一段階の状態の時に、上から“君に任せたよ”ということになれば、“教えて!”というニーズは満たされない状態になります。
 要は、自らが自らのニーズを知って、それを満たしてくれる相手(人の場合)や情報にたどり着くような努力をしなければならないということです。自分を知り、相手を知れば、全てが開かれる。まさに孫子の兵法からの学びと言えるでしょう。これを“セルフメンタリング”と名付けました。是非、あなたも試してみては。

株式会社ジェック 発行「行動人」 執筆中


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大野雅之
NPO法人国際メンターシップ協会・理事
国際メンターシップグラジュエートスクール・副学長
統合共育研究所・所長
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