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2008年10月1日
“ミドルマネジャーのための誌上メンタリングーその9”
マネジャーは、黄金律を身につけよ!:
“どんな相談を受けても大丈夫!ハンバーガー理論で考える!”

< 黄金律とは何か >

 松尾芭蕉がよく使ったと言われているフレーズに“不易流行”という言葉があります。“流行”とは、時代によって、また、状況によって変化することですが、 “不易”は、その反対で、時代や状況によって変化しないモノゴトの原理・原則を表しています。黄金律とは、そんな不易であるルールを言います。
 今回は、特に判断業務の多いミドルマネジャーの方が、頭(思考回路)にインストールしておいた方が良いと思われるハンバーガー理論!?という一つの原理・原則を表した黄金律をご紹介します。

< 1.ハンバーガー理論とは >
 ハンバーガー理論とは、簡単に言うと、物事を考える際に、また、取り組む際に、常にその
@目的(何のためにするのか、着地点は何か)
A姿勢(どういった心構え、哲学、マインドを持って)
B方法論(どんなツールを使っていかに実行するか)を一貫性を持って統合させることを言います。
(図参照)

 一見、当たり前のように聞こえますが、私達は、小さいころからの教育の影響で、Bの方法論ばかりを学んできています。或いは、方法論を学ぶことが一番重要な事で、何かを達成することのように勘違いしているのです。
 例えば、小学校1年生の最初の算数の授業では、いきなり数を数えたり、計算をしたりするのですが、算数を学ぶ目的を教えたり、算数を学ぶ際の心構えを教えてくれる先生は、ほとんど居ないのです。その事が、長期的な学びの阻害となっていると私は思っています。学校だけではありません。仕事を進める際の私達の会話のほとんどが方法論の議論が中心になっています。
 なぜハンバーガーを使用したかというと、方法論だけ、つまり肉と野菜の部分だけを食べるとハンバーグになってしまうという事に引っ掛けてあるのです。ハンバーガーとしての正しい(?)食べ方は、上のパン(ゴマがついている)と下のパン(ゴマがついていない)で真ん中の肉と野菜を挟んで一気に食べることです。これは、つまり、目的と姿勢と方法論の統合を意味しています。

< 2.目的を常に明確に >

 目的や着地点を決める、又は、イメージすることはとても重要な事です。元来、方法論は、目的を達成する為の手段ですから、目的が明確でないと方法論は選べないはずなのです。ところが、往々にしていつの間にか目的と手段が入れ替わってしまうのです。
 例えば、経営の理念やミッション(目的)があったとしても、いつの間にか売上を上げる(手段)ことが目的に変わってしまうような現象です。

< 3.姿勢を持てば行動がきまる >
 姿勢とは、倫理観、道徳観等から生み出された価値体系によってつくられる心構えのことです。どんな信条を大切にするかということが、直接、行動(方法論)に影響を与えるのです。例えば、“誠実”という価値を大切にする人や組織においては、最近頻繁に見られる不祥事は起こり難くなります。
< 4.黄金律で難題解決! >
 まとめると、目的を明確にし、姿勢が決まってからでないと、本当に正しい方法論は生まれないということです。方法論の議論を始める前に、目的と姿勢の議論をすることが、難題を切り抜けたりする際の一番の近道であると言えるでしょう。
 部下から相談を受けたときには、この黄金律を利用して、「その問題/課題の目的は何か・・・?」と問い、
「どんな姿勢でその問題/課題に臨もうとしているか・・・?」と問うとこをしてみて下さい。
 但し、あなた自身の姿勢を明確にして、部下に伝える事ができるようにしておかなければ意味はありません。是非、一度トライしてみて下さい。
株式会社ジェック 発行「行動人」 執筆中


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大野雅之
NPO法人国際メンターシップ協会・理事
国際メンターシップグラジュエートスクール・副学長
統合共育研究所・所長
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