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2008年12月1日
“ミドルマネジャーのための誌上メンタリングーその11”
マネジャー職で自分を磨く!:“一流のマネジャーは、一流の人間となる!”
< 一流のマネジャーが必要とする7つの力 >

 早いもので、この誌上メンタリングも最終回になりました。今回は、今までの内容をまとめるという意味において、一流のマネジャーが目指すべき“人間力”を、7つの力に分けてご紹介します。

1.目的・姿勢・方法を統合する力
 何のために、どのような心構えで、そして、どのような方法で対処するか、この三点をバラバラではなく、統合して考えるという力です。この内容は、“ハンバーガー理論”として紹介しました。営業であれ、開発であれ、製造であれ、マネジャーが何かに直面した時の基本となります。
 我々は、どうしても物事を分析的に(つまり要素に分けて)考え、問題解決のプロセスをつくる傾向にある為、目的の議論と方法論の議論が別々にされ、特に方法論が重視されてしまいがちです。昨今起こっている企業の不祥事も、本来の目的や姿勢が忘れられ、方法論だけが先行することによって生まれているものがほとんどです。
2.状況・心情・異なる視座等を洞察する力
 ITやその他の技術が進歩し、機械が多くの事をやってくれる時代になりました。しかし、人間にしかできない貴重な内容がたくさんあります。例えば、相手の状況を推し量り、心の動きを察知し、着眼点や考え方の違いを理解する、つまり洞察するということです。
 この能力を使う相手は、部下だけではありません。顧客、上司、経営者・・・と相手が人間であれば、誰に対しても使うべき力です。
3.状況を把握し、在るべき姿に近づける方法論を瞬時に判断する直観力
 現状を把握し、在るべき姿(問題が解決されている状態)をイメージできることができれば、大筋の方法論は、自然に湧き出るように出てくるものです。
 勿論、ある程度の経験が無いと難しいですが、マネジャーは、現場において誰よりも早く直観で大局をつかまなければなりません。

4.価値を行動に結びつける力
 組織の運営にとって、価値(大切にする信条)を明確にすることはとても大切な事です。個人の価値や組織の価値を明確にしておくことで、理想的な行動を誘発することができるからです。
 マネジャーは、自分に対しても、部下に対しても、共有する価値に従った行動を選び、見本となることが求められます。

5.迅速且つ的確な判断をする決断力
 現場で要求されるのは“今、どうするか・・・”なのです。分析や議論をしている余裕が無いことが多いのです。つまり、迅速な対応と的確な方向性が求められます。そんな時にマネジャーの決断力が求められるのです。
6.目的を共有し意義を理解する力
 マネジャーは、常に目的(着地点・ゴール)を、部下と共有し、その意義を理解していなければなりません。自分にとって、部下にとって、会社にとって、どんな意味や意義があるのか、それがどのような成長のチャンスになるのか、或いは、社会的な意義があるのか・・・常に意識して部下をリードする必要があります。
7.情熱を持ち表現する力
 情熱は、内に秘めているだけでは意味がありません。マネジャーの役割は、他への影響力であることを自覚すれば、その事は明白です。周りに伝わるように表現することが求められるのです。
< 最後に >
これらの7つの力は、別々の内容に思えるかもしれませんが、実は“根っこ”は同じです。全て“結びつける力”です。何かと何かを結びつけることが人間力を高める大きなヒントなのです。
 この誌上メンタリングであなたが何かを結び付けられたことを期待して1年間の締めくくりとさせていただきます。ありがとうございました。
株式会社ジェック 発行「行動人」 執筆中


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大野雅之
NPO法人国際メンターシップ協会・理事
国際メンターシップグラジュエートスクール・副学長
統合共育研究所・所長
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